美容皮膚科看護師の仕事内容

美容皮膚科看護師の仕事内容

2018年9月7日

普通の皮膚科は病気の人が治療目的で来院しますが、美容皮膚科は多くの場合健康な方がより美しくなるために来院します。行われる施術も美容目的のものであるため、その施術を受けなければ健康を害するというものではありません。

こちらでは、美容皮膚科の看護師として働くことを検討している方のために仕事内容を解説していきます。

美容皮膚科の規模によって仕事内容が異なる

美容皮膚科といっても、経営規模や経営の仕方はさまざまです。そして経営規模や経営の仕方によって看護師の仕事内容は少しずつ違います。美容皮膚科の看護師として働くことを検討している方は、その点を知っておくことが必要です。大手の美容皮膚科の場合、医師や看護師、カウンセラー、エステティシャン、受付などさまざまな職種のスタッフが在籍します。

そして、スタッフはそれぞれの職種の仕事を専門的に行うことがほとんどです。中規模の美容皮膚科は大手よりはスタッフの数は少ないですが、大手と同じようにスタッフはそれぞれの職種の仕事を専門的に行うことが多くなっています。個人経営の美容皮膚科の場合、在籍スタッフは医師、看護師、受付となっており、看護師がカウンセラーやエステティシャンとしての仕事の役割を担うのです。

一般の皮膚科に美容皮膚科が併設されている場合は、医師、看護師、受付スタッフが在籍しますが、病院の規模によってはカウンセラーやエステティシャンが別に在籍しており、看護師の仕事内容はそれぞれのケースによって異なります。

患者さんのスケジュールを組む

予約管理する看護師美容皮膚科は予約制になっていますので、患者さんの希望日時を聞いた上で他の患者さんとスケジュールが重ならないように日程調整を行うのが看護師の仕事の1つです。

施術の内容によって必要な時間も異なるため、施術内容に合わせたスケジュールを組むことがポイントです。スケジュール管理はパソコンで行われることが多いです。

患者さんの悩み相談

患者さんは現状に対して何らかの不満や悩みを抱えて来院しています。そのため、どのようになりたいかという希望を聞いた上で患者さんにふさわしい施術方法を提案していきます。一つの悩みを解消するにも複数の治療方法があり、かかる費用も異なります。

治療以外にもホームケア用品を使うとより効果が期待できる場合があります。美容皮膚科の治療は保険診療外であることから、治療の選択の仕方によっては高額な費用がかかることも少なくありません。患者さんが納得して治療方法を選べるように、希望に添った治療法にはどんなものがあるのか、その費用はどれくらいかかるのかあるいは美容注射を行う場合にはどんな効果が期待できるのかなどを分かりやすく説明し、疑問に答えることが求められます。

患者さんのカウンセリングが大事

美容皮膚科は一度だけ通えば効果が出るものではなく、継続して通うことで効果が生じてきます。美容皮膚科は患者さんの評判や口コミによって患者さんの数にも変動が出やすいところです。そのため、来院した患者さんがまた来たいと思えるような接し方をすることが必要となります。

施術を行う前のカウンセリングでは、患者さんの悩みに対してどんな施術を行うのが良いのかを説明し、患者さんに契約をしてもらうことが必要です。美容皮膚科の施術は病気の治療とは違い、必ず行わなければ健康を損ねるというものではありません。

また、施術を受けるとしても他の美容皮膚科でも構わない訳です。そのため、患者さんにこの美容皮膚科で施術を受けようと思ってもらえる接客術や話術も必要となります。患者さんには美容皮膚科に来院して受ける施術について説明するだけでなく、ホームケア用品や化粧品の購入を促す物販をカウンセリングに絡めて行うことが多いです。

ホームケア

患者さんに対して施術を行う

美容皮膚科では、看護師が患者さんにさまざまな施術を行います。脱毛を希望している患者さんには脱毛レーザー機器を用いて全身または特定の部位の脱毛を行うのです。肌の古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促すことで肌質を良くしていくことを目的とするピーリングも看護師が行います。

美肌作りをするのに欠かせないと考えられているビタミンCやプラセンタは口から摂取してもなかなか肌に有効成分が到達しませんが、それを効果的に肌に浸透させるため、肌に微弱な電流を流すイオン導入器を用いた施術を行うのも看護師の仕事です。美容皮膚科の看護師は、顔のたるみやシワの除去、美白やアンチエイジングに効果的なプラセンタ注射や疲労回復注射としてのニンニク注射、ビタミン注射、肝機能改善注射、レーザー治療のための点滴なども行います。

こうした注射や点滴などは、美容皮膚科の治療の中でも行われる機会が多く、看護師の仕事としての中心的な役割の1つです。こうした施術はひたすら練習を繰り返すことによって上達していきますので、先輩や後輩の顔などを借りて練習を積んでいきます。身に付くまで何度も練習を繰り返す美容皮膚科も多く、勤務時間後に研修が行われることが多いため残業になることもあります

施術を教えてもらうのは、先輩看護師からだけではありません。機械を扱う業者から直接指導してもらうケースも多いです。機械の使い方だけでなく、どのような症状に効果があるのか、治療効果が出るまでの期間なども教えてもらいます。

院内に置く広告や冊子作り

皮膚科と美容皮膚科を併設している医院では、自由診療である美容皮膚科の診療内容に患者さんが興味を持ってくれるように、広告や冊子などを作ることもあります。治療や費用の説明などを載せた広告はパソコンでの作成を求められることも多いです。

院内環境を整える

美容皮膚科には癒しを求めて来院する患者さんも多いため、院内環境を整えてリラックスして過ごせる空間づくりを行うことも看護師の仕事です。院内を清潔にすることはもちろんアロマを焚いてリラクゼーション効果を高めたり、患者さんが悩みを相談しやすい雰囲気を作り出したりすることも重要です。

良い雰囲気のクリニック

美容皮膚科の看護師の仕事内容は幅広い

美容皮膚科の看護師の仕事内容は幅広いです。美容皮膚科を訪れる患者さんは病気を治す目的でなくよりきれいになることを目的としていますので、カウンセリングでは悩みに応じた適切な施術の提案や費用の説明をしたり、家庭でも使える美容機器や化粧品を販売したりします。実際に注射や点滴を始めとしてさまざまな施術も任されることが多いです。


Comments are closed.